クロルプロマジン:ウインタミン 効能,副作用,効果,薬価,用法,成分

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クロルプロマジン:ウインタミン

From:Internet Date:2010-08-20 12:38

クロルプロマジン:ウインタミン 成分

クロルプロマジン フェノールフタリン酸塩

クロルプロマジン:ウインタミン 区分

神経系用剤(含む別用途)/クロルプロマジン製剤/精神神経用剤

クロルプロマジン:ウインタミン 効能



統合失調症、躁病、神経症における不安・緊張・抑うつ

悪心・嘔吐、吃逆、破傷風に伴う痙攣

麻酔前投薬、人工冬眠

催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強

クロルプロマジン:ウインタミン 作用


【働き-1】

気分を落ち着ける作用があるので、統合失調症のほか、躁病や神経症などいろいろな精神症状の改善に使われます。寝つきをよくする作用もあるので、不眠に用いることもあります。
【働き-2】

心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴や幻覚、妄想を生じることもあります。

このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。おもに、ドーパミンという神経伝達物質をおさえる作用によります。とくに陽性症状(妄想、幻覚、幻聴、混乱、興奮)によく効きますが、陰性症状(感情鈍麻、思考・意欲減退)にも有効です。

統合失調症はめずらしくなく、100人に1人くらいかかる一般的な病気です。特別視することはありません。この薬をはじめ、よい薬がいろいろとあります。薬物療法を中心に きちんと治療を続ければ、普通の社会生活が送れます。
【働き-3】

脳に働きかけて、吐き気や嘔吐を止める作用があります。吃逆(しゃっくり)の適応もあります。
【薬理】

脳のドーパミン2受容体を遮断することで、ドーパミン神経の過剰な活動により発現する陽性症状をおさえます。抗ドパミン作用には、吐き気や嘔吐を止める効果もあります。

そのほか、脳内のセロトニンやノルアドレナリン系の神経をおさえる作用もあります。

クロルプロマジン:ウインタミン 副作用

比較的多い副作用は、手のふるえ、体のこわばり・つっぱり、口の渇き、尿が出にくい、便秘、目のかすみ、立ちくらみ、動悸などです。重症化することはまれですが、ひどいときは早めに受診してください。

長く飲んでいると、口周辺の異常運動や舌のふるえが続く「遅発性ジスキネジア」を起こすことも知られています。これは治りにくいことがあります。長期大量服用時、とくに女性や高齢の人は注意が必要です。

めったにありませんが、抗精神病薬には「悪性症候群」という注意を要する副作用があります。体が硬直して動かなくなり、高熱がでてきたら、すぐに医師に連絡してください。高齢の人、体の弱っている人、また薬の量を増やしたときに出現しやすいものです。ご家族や周囲の方も注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください

悪性症候群(Syndrome malin)..急激な体温上昇、筋肉のこわばり、体の硬直、発汗、ふるえ、意識がはっきりしない。

遅発性ジスキネジア・ジストニア..手足が勝手に動く、体のつっぱり・ひきつけ、頻回なまばたき、口の周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、口をモグモグさせる、舌のふるえ、目の異常運動(正面を向かない、上転)。

重い不整脈..動悸、頻脈(120/分以上)、徐脈(50/分以下)、胸の痛みや違和感、胸苦しい、だるい、めまい、立ちくらみ、気が遠くなる、失神。

再生不良性貧血..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉からの出血。

溶血性貧血..だるい、疲れやすい、めまい、息切れ、顔色が悪い、動悸、頭痛、黄疸(皮膚や白目が黄色)。

麻痺性イレウス..食欲不振、吐き気、吐く、激しい腹痛、ひどい便秘、お腹がふくれる。

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)..だるい、のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、気を失う。

SLE様症状..筋肉や関節が痛む、体や顔が赤くなる、赤い斑点ができる、発熱、手足や首の付け根のリンパ節が腫れる。

肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。

目の障害..角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着。

横紋筋融解症..手足のしびれ・けいれん、手足に力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
【その他】

錐体外路症状..指や手足のふるえ、体のこわばり・つっぱり、ひきつけ、よだれが多い、目の異常運動(正面を向かない、上転)、舌のもつれ、じっとできない、そわそわ感、無表情、うまく歩けない。

眠気、頭痛、めまい。

吐き気、食欲不振、食欲亢進。

口が渇く、便秘、尿が出にくい

クロルプロマジン:ウインタミン 特徴



フェノチアジン系(プロピル側鎖)の定型抗精神病薬です。とくに、不安感や興奮状態をしずめる作用が高く、睡眠作用も強いほうです。

クロルプロマジンは、古くから使われている標準的な安定剤(メジャートランキライザー)です。

クロルプロマジン:ウインタミン 用法

通常、成人はクロルプロマジン塩酸塩として1日30〜100mgを分割経口服用する。精神科領域において用いる場合には、塩酸クロルプロマジンとして、通常1日50〜450mgを分割経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する(参考:小児では、発達段階や症状の程度により、個人差が特に著しいが、多くの場合1回体重1kgあたり0.5〜1mgを、1日3〜4回をめどとし、症状の程度により加減する。生後6ヵ月未満の乳児への使用は避けることが望ましい)。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

クロルプロマジン:ウインタミン 注意


【診察で】

持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。

他の薬と相互作用を起こしやすい性質があります。別に薬を飲んでいる場合は、必ず医師に伝えておきましょう。

副作用について、ご本人、できたらご家族も含め、事前によく説明を受けておきましょう。
【注意する人】

心臓病、肝臓病、腎臓病、褐色細胞腫、動脈硬化症、てんかん、重い呼吸器系の病気のある人は、副作用の発現に注意するなど慎重に用いる必要があります。

高齢の人や体の弱っている人は、副作用がでやすいので注意深く用います。とくに認知症にともなう精神症状に、安易に適応外使用するべきではありません。
【飲み合わせ・食べ合わせ】

他の安定剤など脳の神経をしずめる薬といっしょに飲むと、作用が強くなりすぎたり、副作用が強まるおそれがあります。逆に、パーキンソン病の薬では、お互いの作用が弱まります。降圧薬との併用では、めまいや立ちくらみが起こりやすくなります。また、ある種の吐き気止めとの併用により、内分泌異常や手のふるえなどの副作用がでやすくなります。服用中の薬は、必ず医師に報告しておきましょう。



飲み合わせの悪い薬..アドレナリン(ボスミン)。

飲み合わせに注意..他の安定剤、パーキンソン病の薬(レボドパ製剤など)、吐き気止めの薬(ドンペリドン、メトクロプラミド)、降圧薬、抗コリン作用のある薬(鎮痙薬、三環系抗うつ薬など)、リチウム(リーマス)など。

アルコールといっしょに飲むと、眠気やふらつき、立ちくらみなどの副作用がでやすくなります。飲酒はできるだけ控えてください。
【使用にあたり】

指示された用法用量どおりに正しくお飲みください。決められた期間、きちんと続けることが大切です。

少量より開始し、増量していくことがあります。

とくに飲みはじめに起立性低血圧を起こすことがあります。急に立ち上がらないで、ゆっくり動作するようにしましょう。

副作用(ふるえ、こわばり)を予防する薬と併用することがあります。

急に飲むのを中止すると反動で具合が悪くなることがあります。自分だけの判断で、急に中止したり、飲む量を変えてはいけません。
【食生活】

眠気がしたり、注意力や反射運動能力が低下することがあります。車の運転など危険な作業は避けましょう。

口が乾いて不快なときは、冷たい水で口をすすいだり、小さな氷を口に含むとよいでしょう。

薬の影響で体温が異常に上がることがあります。熱射病や熱中症を起こさないよう、高温の場所での作業、激しい運動、また夏の暑さに注意してください。

クロルプロマジン:ウインタミン 説明

心の不調や不具合を調整するお薬です。神経の高ぶりや不安感をしずめ、気持ちをおだやかにします。心の病気のほか、いろいろな治療目的で使われます。

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